LINEの新料金プラン、このまま配信すると高額に!?
LINE@の新料金プランが2020年1月14日から始まります。ECサイトではLINEメッセージで毎月数百万を稼ぐ企業も少なくありません。ところが、料金改定後はメッセージ配信数と配信回数が多ければ多いほど多くの費用が発生してしまいます。さあ、どうする?
ECサイトにおいてLINEメッセージ配信はメルマガ以上の売上効果を得る素晴らしい販促ツールです。
毎月数百万以上の売上を稼いでいるサイトも少なくありません。
新旧プランの違い
LINE@の現行のプランであれば「月額20,000円(税別)」でターゲットリーチ数100,000人以内までは無制限で配信可能ですが、新プランでは「月額15,000円(税別)」となりますが、45,000通を超えると従量課金となってしまいます。現在のプランは「人数」課金で「10万人」まで無制限であるため多くの企業が月額20,000円で済んでいましたが、新プランは配信通数で課金となりますので大きく金額が変わってきます。
LINE@の資料で20万通配信する場合の金額計算の例が記載されております。
今だと配信数が10万人未満であれば何通配信しても金額は変わりませんが、今後は20万通配信すれば433,000円かかるそうです。
【スタンダードプラン追加メッセージ 料金算出の仕方】
配信の多いECサイトでは1日3回程度送信するLINEアカウントもあります。
それだけLINEメッセージ配信はECサイトにとっては重要な販促ツールとなっているのです。
LINE@の料金プランは2020年1月14日から強制的に新プランへと移行されます。
じゃあ、それで送信を減らすとなれば、売上も落ちてしまい兼ねません。
そこで、弊社は以下のことをECシステムに盛り込むことにしました。
弊社が行ったLINEアカウントとECサイト会員の連携
【1】LINEアカウントと会員データを紐づける
LINEログイン機能を実装し、会員データと紐付けを希望するユーザーはLINEアカウントだけで会員メニューの利用や、商品を買えるようになりました。ポイントも付与されます。これによってブロック数が増えにくくなりました。一方でLINEメッセージ配信対象数が劇的に増えました。
>> LINEログインのメリットはこちらで詳しく書いております。
【2】LINEユーザーを購入履歴、モグラフィックデータ、地域別の天候と気温等で絞り込む。
細分化し、ECシステム内でLINEメッセージ配信が行えるようにする機能を実装します。(現在準備中)
上記の1,2を行うことで以下のメリットが生まれます。
【1】配信対象数を絞り込むことで配信効果を高める。
元々会員登録してくれているお客様や購入経験のあるお客様であるため配信する効果は高まります。
【2】LINEメッセージ配信費用を節約
ECシステムの月額運用費の範囲内で運用することができます。他にLINE配信用のサービスをレンタルする必要もありません。
【参考資料】
現在のLINE@プラン
LINE@の新プラン
LINE@新プランの料金明細