弊社ではGoogle広告の運用コンサルティングを行っています。
最近の大きなネタは「スマートショッピング」がとにかく熱いということ。
多くのECサイトは、「ショッピング広告」と「動的リマーケティング」を運用されておりますが、 スマートショッピングに踏み切れていないサイトも少なくありません。 踏み切れていない理由の一つとして、ショッピング広告と動的リマーケティングを止める必要があるからです。
失敗するかもしれないのに、わざわざリスクを犯したくないですよね。
踏み切れていない企業では以下のような意見が見られます。 ・新たに広告費が増える一方ではないか? ・ショッピング広告と動的リマーケティングのコンバージョン単価が良いので、変える必要はない。
しかし、実はショッピング広告と動的リマーケティングよりもスマートショッピングの方がコンバージョン数も稼げて コンバージョン単価も減らすことができます。 ただし、運用方法次第です。
弊社では取引先企業のアカウントで次々とスマートショッピングの導入を開始しており、 どのサービスでもショッピング広告と動的リマーケティングよりも高い効果を得られています。
今日はそれを攻略した体験談を書かせていただきます。
スマートショッピングの頭脳はAIです。AIにはまず学習する必要があります。
これはどのECサイトもやらなければなりません。
効率よく学習させるためには、ショッピング広告と動的リマーケティングの両方を合わせた予算よりも少しだけ高めに設定する必要があります。
逆に少なくしてしまうと学習が進まず、広告の露出も減ります。
実際に、減らし過ぎて全く広告が表示されなくなったというECサイトの話も伺いました。
スマートショッピング成功の秘訣はスタートダッシュにあります。具体的には1日当たりの予算です。
弊社では、1日の予算を以下のように設定しました。
ショッピング広告+動的リマーケティングの1日の予算に10%を加える。
ショッピング広告と動的リマーケティングはすぐに止めてはいけません。
1-2日間は運用しました。理由は、スマートショッピングの露出が始まるまで若干時間がかかるので、その間はショッピング広告と動的リマーケティングを運用しなければ、売上が下がることになります。
1週間持てば、コンバージョン単価がグッと下がってきます。
弊社では最短3日目でコンバージョン単価が大きく下がりました。
コンバージョン単価の下がり具合はこのようなグラフになります。
ショッピング広告と動的リマーケティングのコンバージョンの合計よりも平均で約1.3倍もスマートショッピングの方がコンバージョン数が多いです。 コンバージョン単価も下がります。
これでやらない理由はないと思います。