コロナ禍以降、ECサイト構築の相談や案件をこなしておりますが、意外と多かった相談が、多品目を扱う総合ショップか、単品目・少品種の専門店かで悩むケースでした。
この問題には、取扱商品の模倣困難性という観点から考えることができます。
目次
模倣困難性とは?
模倣困難性とは、競合他社が簡単に真似したり、類似品を作ったりすることが難しいかどうかという指標です。
模倣困難性が高い商品
- 特許や商標で保護されている商品
- 独自技術やノウハウで作られた商品
- デザイン性やブランド力が高い商品
模倣困難性低い商品
- 誰でも簡単に作れる商品
- 代替品が多い商品
- ブランド力が弱い商品
販売する商品の代替品が作られやすい商品だとすれば、競合の参入が増え、後々価格競争に巻き込まれてしまいます。
一方で自社商品の模倣困難性が高ければ、専門店として構築して進めても良いと思います。
御社の商品はどちらでしょうか?
私ならこうする
私なら、模倣困難性の高い商品を保有している場合でも、複合カテゴリ、多品目化を目指して商品を増やしていきます。
その方が衝動買いや、まとめ買いを増やし、リピート顧客の定着に繋がりやすいからです。